This is the documentation for Enlighten.
9.1.1.4. .mats 形式
.mats ファイル形式用の XML スキーマは、Src/Samples/Libraries/GeoEn2Support/common_mats.xsd
で入手できます。
2 つのタイプのマテリアルがあります。Blinn-Phong と PBR です。一部の要素と属性は両方のタイプで共通しています。
Blinn-Phong マテリアル
<materials>
マテリアルは、以下の属性を持つ単一の <materials>
要素に格納する必要があります。<Materials>
要素には、個別のマテリアルの ID/GUID および動作を記述するいくつかの <material>
要素を含むことができます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| 必須 | .mats ファイル形式のバージョンです。 | Integer |
<material>
<material>
要素は、マテリアル ID/GUID を割り当て、個別のマテリアルの動作を記述するために使用されます。<Materials>
要素に <material>
要素がいくつか存在する場合があります。
<diffuse>
<diffuse>
要素は、拡散チャネルを単一のカラーまたはテクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | 拡散チャネルのカラーを指定します。 | string (RGBA) としての 4 要素ベクトル |
| オプション | 拡散チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | 拡散テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | 拡散テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<diffuse>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含めることができます。
<opacity>
<opacity>
要素は、不透明度チャネルを単一のカラーまたはテクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | 不透明度チャネルのカラーを指定します。 | string (RGBA) としての 4 要素ベクトル |
| オプション | 不透明度チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | 不透明度テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | 不透明度テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<specular>
<specular>
要素は、スペキュラー チャネルを単一のカラーまたはテクスチャとして、強度とともに指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | 不透明度チャネルのカラーを指定します。 | string (RGBA) としての 4 要素ベクトル |
| オプション | 不透明度チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| 必須 | スペキュラー チャネルに適用する強さです。 | Float |
| オプション | スペキュラー テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | スペキュラー テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<specular>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含むことができます。
PBR マテリアル
<pbrMaterials>
マテリアルは、以下の属性を持つ単一の <pbrMaterials>
要素に格納する必要があります。<pbrMaterials>
要素には、個別のマテリアルの ID/GUID および動作を記述するいくつかの <pbrMaterial>
要素を含むことができます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| 必須 |
| Integer |
<pbrMaterial>
<pbrMaterial>
要素は、マテリアル ID/GUID を割り当て、個別のマテリアルの動作を記述するために使用されます。<pbrMaterial>
要素に <pbrMaterials>
要素がいくつか存在する場合があります。
<baseColour>
<baseColour>
要素は、baseColour チャネルを単一のカラーまたはテクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | baseColour チャネルのカラーを指定します。 | string (RGBA) としての 4 要素ベクトル |
| オプション | baseColour チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | baseColour テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | baseColour テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<baseColour>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含むことができます。
<metallic>
<metallic>
要素は、metallic チャネルを単一のカラーまたはテクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | metallic チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | metallic テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | metallic テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<metallic>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含む必要があります。
<roughness>
<roughness>
要素は、roughness チャネルを単一のチャネル テクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | roughness チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | roughness テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | roughness テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<roughness>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含む必要があります。
<ao>
<ao>
要素は、ao チャネルを単一のチャネル テクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | 間接拡散ライティングに適用されるとき ao チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | 間接スペキュラー ライティングに適用されるときに ao チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | ao テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | ao テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<ao>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含む必要があります。
<cavity>
<cavity>
要素は、cavity チャネルを単一のチャネル テクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | cavity チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | cavity テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | cavity テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<cavity>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含む必要があります。
共通
以下に記載された属性と子要素は、<material>
および <pbrMaterial>
要素で共通しています。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| 必須 | このマテリアルの識別子です。 | String |
| オプション | このマテリアルの GUID です。 | GUID string |
| オプション | このマテリアルのバックフェースに光線があたったときの動作のタイプです。 | String: invalid black transparent doubleSided |
| オプション | 直接ライティングの影を落とす三角のフェースを定義します。プリコンピュートされたディレクショナル可視性およびベイクで使用されます。プリコンピュートは | String: front back both bothWithInvalidBack |
| オプション | マテリアルを通過する入射光線の割合です。 | 正の float (デフォルト |
| オプション | マテリアルに反射される入射光線の割合です。 | 正の float (デフォルト |
| オプション |
| Boolean (デフォルト |
<normal>
<normal>
要素は、normal チャネルを単一のカラーまたはテクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | normal チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | ベイクの際に normal チャネルを使用するかどうかです。 | Boolean |
| オプション | normal テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | normal テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の uvScale の後に適用されます)。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<notmal>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含む必要があります。
<emissive>
<emissive>
要素は、emissive チャネルを単一のカラーまたはテクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | emissive チャネルのカラーを指定します。 | string (RGBA) としての 4 要素ベクトル |
| オプション | emissive チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | emissive テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | emissive テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の uvScale の後に適用されます)。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<emissive>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含むことができます。
<transparency>
<transparency>
要素は、transparency チャネルを単一のカラーまたはテクスチャとして指定するために使用されます。
属性 | 使用 | 説明 | 値 |
---|---|---|---|
| オプション | transparency チャネルのカラーを指定します。 | string (RGBA) としての 4 要素ベクトル |
| オプション | transparency チャネルに適用するスケールです。 | Float |
| オプション | transparency テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するスケールです。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
| オプション | transparency テクスチャでの検索前にメッシュの UV に適用するオフセットです (上記の uvScale の後に適用されます)。 | string (XY スケール) としての 2 要素ベクトル |
<transparency>
要素には、使用するテクスチャのファイル名を含む <texture>
子要素を含むことができます。